
そんな時、秋田県の天寿酒造さんから楽しげなお便り。今回で第10回目という『平成の名水百選』巡る2008 水源探索のご案内〈秋田県 矢島町〉天寿酒造さんを訪ねることに・・・

8月30日~31日の一泊2日の旅。早速、お友達を誘って、参加してみました。
「トレッキングシューズとか書いてあったけど大丈夫よね・・・」「う~ん、たぶん。小学生の足でも1時間半くらいの場所らしいから。」「とりあえずはお土産がたくさん入るように大きめのBagで集合ね!」
前日はものすごい雷雨。雷が明け方近くまで鳴っていましたが、飛行機は無事飛び立ち一安心。
「アイガモ農法って“DASH村”で見たことあるわ。天寿酒造
さんってお酒に使う無農薬米を自社栽培しているんですってね!」「無農薬米って稲が育つのと同じように雑草も成長するから大変みたいね。蔵の人総出で草取りしたりしているんですって。」「水は名水百選に選ばれた鳥海山の伏流水?!天寿さんのお酒は、お米と水にこだわって造っているのね。美味しそう・・・ホント楽しみ!」
| 「天寿酒造株式会社 明治7年創業。2代目の大井永吉さんが酒造りを始めてから120余年。当主は代々、“永吉”の名を継がれ、現在、6代目として会長がその名を受け継がれておられます。『天寿』は百歳まで幸せに生きることの意味。お客さまへの長寿の願いが込められているそう。 |
おしゃべりしていたら、あっという間に秋田県上空。見たことありますか?飛行機の窓から見える鮮やかな緑。“緑の色ってきれい”この言葉以外浮かびません。ずっと飽きずに見入ってしまうほどでした。


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私より後ろを歩くお友達とおしゃべりする余裕もなく、列から遅れ気味の私、後ろ姿の情けないこと。先が思いやられましたが・・・。珍しいキノコを見つけたり湧き水を飲んだり、トレッキングって楽しいですね♪奇形ブナのあがりこ大王は童話に登場しそうな姿。今にも低ーい声でしゃべりだしそうでしたが、無言で私たちを迎えてくれました。途中、葉のついた枝が落ちていました。「これはクロモジという香木で高級楊枝に使われるものですよ。」と社長の大井さん。噛んでみるとカクテルにあるような香り。大事に持って帰って今でも花瓶で生きています。根が出たら、土に植えて育てるつもり。枝を日本酒に漬込んで、ズブロッカ風に飲んでみたいんですけどね。どう思います?

天寿酒造
、社長を務められる大井建史さん。
歩きながら、鳥海山の自然が順調に生息していることをしっかり見守っている大きな体が頼もしく、「皆さん滑りやすいですから気をつけてくださいね~」とおっしゃいながらご自分が何度もつるつる滑って転びそうになっている姿がキュートでした。ツアーに参加された方の中には、「もちろんここのお酒もだけど、社長の人柄に惚れちゃって、ますます天寿ファンになっちゃった」って方がいらっしゃいましたよ。大井さん♪ちなみに女性の方です。
金子さんからはおいしい山菜料理を教えてもらいました!
| ◇◆◆レシピのご紹介◆◆◇ ☆さしぼの酒蒸し☆ さしぼをきれいに洗い、水気を切り、浅めの鍋に入れます。そこにさしぼが軽く隠れる位のお酒を入れ、塩を軽く全体に振り掛け、蓋をして蒸します。ぐつぐつとしてきたら火を止め余熱で加熱したら出来上がり♪ |
「お酒の味がとても生きる素朴な食べ方で私は大好き。さしぼが採れると必ず作って食べるんですよ。」お酒はあまり飲まないという金子さん。白くてきれいなお肌は、残念ながら日本酒の美容効果ではなく、生まれ持っての美肌のようですが、お料理で上手に天寿のお酒を利用されているんですね。以前、スーパーで購入した料理酒を使ったお料理を息子さんから「いつもの味がしないっ」と言われたそう。「次の日、天寿のお酒を使って料理したら「うん!この味、この味!」だって。生意気でしょ~?でも小さい頃から舌に馴染んだ味なのかな。」と、うれしそうにお話してくださいました。温かい家庭が目に浮かびますね♪「料理の隠し味はやっぱり“天寿”です!」だそうですよ☆

鳥海山の麓、名水百選に選ばれた元滝や中島台の出壷、獅子ヶ鼻湿原など、マイナスイオンをたっぷり浴び、決してアウトドア向きではない私たちにも、母なる山と言われる水の山、鳥海山は、自然の雄大さ、美しさを見せてくれました。そして、それを代々大切にされている蔵の皆さんの思いを感じました。そんな伏流水で造られたお酒たちは、鳥海山を登りきったかのような清々しい気持ちと体の私たちを、さぞかし癒してくれることでしょう。
うとうとしている私たちを乗せ、バスは、ホテル〈フォレスタ鳥海〉に到着。温泉ですっかりリフレッシュした私たちは、夕食前に、お互いの健闘讃えて乾杯!部屋の窓からは鳥海山。絶景です。温泉に浸かりながらリンパマッサージをした私たちだって負けてませんけどね。エステシャンの資格を持つお友達仕込みのマッサージは最強!これで日本酒の美容効果が加わったら、私たちって、どうなってしまうのか・し・ら♪☆
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![]() 大吟醸 「天寿」 |
![]() 純米吟醸 「鳥海山」 |
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社長の大井建史さんのごあいさつ。お疲れもあるかと思いますが、ごゆっくり天寿のお酒を楽しんで下さいと。 |
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会長の六代目大井永吉さん、大井社長のお父様です。「これからも天寿をよろしくお願いします。」と乾杯! 乾杯のお酒は全国新酒鑑評会で銀賞受賞したお酒。一口飲んだ瞬間にふわ~と花のような香りが広がります。 『純米吟醸鳥海山』 |
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私たちは賞の受賞のためのお酒を造りません。でも、皆さんに美味しく飲んで頂くため造ったお酒が評価され、受賞できたということがうれしいんです。と佐藤杜氏。 |
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会長の大井さんにお酌をしていただきました。「水源探索楽しかったです。」「それは良かった。良い酒を造るなら良い水を探せと言うくらい酒造りにとって水は大切なんですよ。」と大井会長。息子さんの大井社長とそっくりの笑顔でお話してくださいました。 |
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千島さんが持っていらっしゃるのは各テーブルに数本づつ置かれた番号札だけの酒びん。中身はイワクツキノカクシザケだそうです。 |
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甘鯛のクリーム煮が出てきてちょっとびっくり!実はクリームソースに天寿さんの純米酒が入っているのだそう。とってもまろやかでお酒ともぴったりのお味。これはおいしい! |
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「日本酒は飲みたいけど洋食や中華が食べたいのよっていう時あるんですよね。」日本酒乙女はそんなものです。 「基本的に日本酒はワインほど料理を選びませんよ。私に言わせるとワインよりよっぽど許容範囲が広いっていう事かな。それから中華にはこの『無農薬 純吟天寿 |
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右側の茶色いラベルのお酒のこと。飲んでみると、紹興酒のよう! 『完全無農薬美山錦仕込 純吟天寿 |
そうそう♪他の蔵の無農薬米から造ったお酒との見比べてみるのも楽しいかも☆検索のページでは“無農薬”や“有機”にこだわったお酒も探せますよ!便利に使いこなしてみて!十分に天寿を楽しみ、今宵の会は終了となりました。お友達も私もほろ酔いで部屋に戻り2人ともぐっすり眠りました。今日も素敵な1日でした。
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雨の中の散策となりましたが、それはそれで趣きがあり、気持ちの良いものでした。すぐ近くで『釣りキチ三平』の映画の撮影が。「ヨーイ!スタート」の声は聞こえてきましたが、誰がどんな演技をしているのやら・・・ |
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「三森は神主の息子なんだけど晴れるように祈ったつもりが雨乞いをしてしまったようなんですよ。」と佐藤さん。午後からは少し晴れ間が覗いたんですけど。 |
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これがアイガモ農法無農薬の田んぼ。この田んぼより上には民家が無いそう。生活用水が入らないようにとこの場所を見つけたそうです。のどかな風景ですね。 |
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ここでも杜氏の佐藤さんがわかりやすく、酒造りの工程をお話してくださいました。 花の蜜から生まれた酵母もあるそうです。 なでしこ酵母は洋梨の香り、花言葉は「いつも愛して 永遠の愛情」。『純米吟醸 ひやおろし』などに使われているそう。『純米吟醸 壱花蔵 |
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試飲してお気に入りのお酒を購入し、大満足。 昼食後、空港でお別れとなりました。蔵の皆さん、本当にお世話になりました。ありがとうございます。 |
テーブルセンターは数珠の玉を抜いた廃材、北欧ヴィンテージのランチョンマットは最近のお気に入り☆
ちょっとだけおめかしして、今日はおとなしくお家で1人乾杯!秋田空港で見つけたイイダコの塩辛を合わせて。
●● このお酒 ●●
『吟味良香 鳥海山 無濾過生』
秋田市内で3店舗、首都圏では10店舗でした扱いがないそう。天寿さんのお酒はどれも華やかなで香り高いと感じたのですが、その中でもこちらは感動的。“華やか”という意味ではとっても女性向きなのかと。なかなか出会えない特別感が、日本酒乙女を切ない気持ちにさせることでしょう。
8月終わりの蔵元探訪。豊かな自然が育くむ水と米、蔵元の皆さんの温かい人柄に触れ、こうしてお酒を飲める幸せを改めて感じる私でした。