長野県

麗人酒造株式会社

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歴史と水の蔵            『麗人』

寛政元年(1789年)、フランス革命が勃発したこの年、かの地フランスでは「麗しき」王妃マリー・アントワネットが悲運の末路を辿り始める。
同じ年、諏訪湖の近く風光明媚な高原の地に「麗しき酒」を醸す蔵が創業する。「麗人酒造」である。
蔵の一角に今も残る創業当時の大黒柱には京都の松尾大社の銘が入っており、二百余年続く酒蔵である歴史の事実を証明する。
創業当時より大切に受け継がれる井戸には、霧が峰に降った雨水が長い年月をかけて清澄な伏流水となり、豊かに湧出している。その水と、厳選の米をもって丁寧に仕込む。
酒名は「麗人の如き酒を醸したい」との願いを込めての命名である。

「和寛」は大吟醸としては珍しく、その燗上がりの素晴らしさをもって造りの確かさを誇り、「希」、「夢雫」などには蔵の持つ技術の粋が注ぎこまれ、至極の味わいの銘酒として多くの日本酒ファンに愛されている。

一方、この蔵は早くより「古酒」の製造・販売に精魂を傾けて来た草分けとしても名高い。
日本でも江戸の昔までは古酒ほど貴重な酒とされ、人々はその真価を楽しんだと言う。やがて、明治に入り日清・日露戦争の戦費調達のために課された重い酒税の影響から、「古酒」は姿を消して行った。残念な歴史である。
洋の東西を問わず、文化の薫り高い土地には、必ず素晴らしい古酒の存在がつきもの。フランスのワイン、コニャックしかり、スペインのシェリーしかり、ポルトガルのポートワイン、イギリスのスコッチ、中国の招興酒などなど。それぞれがその国の文化の香りあふれる麗しい古酒である。

日本酒に文化を!…の想いから、この蔵が意識的に古酒の蓄積を始めたのは、昭和47年(1972年)と早い。
試行錯誤の末30年の年月が経ち、今では大吟醸の25年古酒、シェリー酵母で熟成した21年の純米古酒、22年ものの酒粕からの造った焼酎の販売などを手がけるまでになっている。味わい深くまろやか、薫り豊かに深遠にして体にも優しい古酒。「冷」から「燗」まで、食との相性を一段と広げ、日本酒に「ビンテージ」という新しい価値を創造する古酒。
麗しい酒を醸す蔵で、更に熟成を重ねた「古酒」たちが、いかなる「麗人」となって感動を与えてくれるのかファンの楽しみは尽きない。

また今日では地元長野安曇野の地元ケーキ屋「松月堂」とのコラボレーションによって、大吟醸ケーキなども発売するなど、古いものを大切に、そして新しいものへの取り組みなどにバランスよくチャレンジする蔵である。 

今宵、麗わしきひと人と差し向かいで一献・・・とゆきたい
                                                 (by Forcia)
創業年 1789年  (寛政元年)
住所 〒392-0004  長野県諏訪市諏訪2-9-21
電話番号 TEL. 0266-52-3121
FAX番号 FAX. 0266-52-3122
各種受賞履歴 全国新酒鑑評会 平成8.9.14.15.16年度金賞
平成19年度11月関東信越国税局酒類鑑評会「燗審査の部」優秀賞
銘柄

「麗人」  

「春の麗しき霞酒」  

蔵の一押し 逸品
WebサイトURL http://www.reijin.biz/
加盟団体 日本酒造組合中央会・長野県酒造組合・日本吟醸酒協会
長期熟成酒研究会・日本生粋地酒生産者協議会
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