
2009年 2月3日
豆撒きはしましたか?私の家ではここ数年、大イベントの1つとなっているんです。今年は参加者数、一人と一匹。大節分祭りが開催されました・・・。豆の変わりに撒くのはドックフード!愛犬は大興奮!
季節の行事で彼はこれを一番大切にしている様子。うれしそうにはしゃぐ姿を見ていると1年分以上の福がやって来たような気分♪幸せ♪
料理と日本酒の美味しい方程式
さあ、私も、そろそろ、遊んでもらいたくてうずうずしてきました。
お気に入りのコートでしっかり防寒して、表参道の「RISTORANTECORTESIA」(リストランテ コルテージア)さんへ。
今日は北岡本店さんの「
やたがらす 吉野千本桜 純米大吟醸」を持って。江部シェフにお願いして太陽の香りで福を膨らませていただきました♪節分ですしね!
「最近、めちゃめちゃ寒いですよね。でも雨の前の日なんか、もうすぐかなって、何となく春を予感させますね。食材も春のものが出て来ていますしね。」と江部シェフ。
◇ ◆◇ シェフの横顔 ◇◆◆
「季節に敏感なのはやっぱり自転車のお陰もあるのかな・・・」
江部さんは浅草のご自宅から青山のこのお店まで、自転車通勤をされているそうです。「自転車に乗りながらルルル?♪って気持ち良いこの感覚は僕にとって非常に大切なんです。朝の風や夜風を感じたりする中で、季節の移り変わりを感じたり。そういうのを感じて何かを作っていく作業がとても好きですね。ただまっすぐ自転車の細いタイヤで、すーっと走って行く感じと、いかに、おいしくお酒に合わせるか、など考えつつ、料理を作っている感じっていうのは、僕の中ではすごく良く似た感覚。シンプルに塩とコショウとオリーブオイル。なるべく余計なものを削ぎ落としてっていう部分かな。どちらもシンプルでストレートな心地良さなんです。」と。
シェフはそんな心地良さを料理にたくさん詰め込んで私たちを楽しませて下さっているんですね。江部さんのこういうお話、大好きです。子供の頃は敏感に感じていた季節のにおいや“事”のにおい・・・空気の感じって言うのかな・・・日曜日の朝のにおい、2月14日のそわそわしたにおいとか。夕方、そろそろお家に帰る頃かなって感じるあのにおい。覚えてますか?大人になるとうっかり無くしてしまいがちなこういうことを感じる触角、しっかり大切に持って歩きたいですね♪
スタッフの方々もシェフの影響?!ほぼ全員自転車通勤なのだそうです。皆さん江部さんと同じ感覚でたくさんの“楽しい”を吸収されているんですね。そして江部さんのイタリア人のご友人、マリオさんを先生にお招きしてのイタリア語教室で語学も勉強中。南イタリアの風の中で遊ぶ感覚で料理を作りたい・・・。という江部シェフの料理に対する思いは皆さんも同じ。コルテージア店内には、いつも“楽しい”がキラキラ溢れています。南イタリアの風の中、まじめに遊んでいるのでしょう♪私はいつもキラキラをたくさん頂いて帰るんですよ♪。
「RISTORANTE CORTESIA」
www.r-cortesia.com
今日から春のメニューに♪
春物の洋服はまだ早いかな・・・でもお料理で一足早く春を感じるのってちょっと素敵。食材に愛情を持って接しているお店だからこそ春の太陽もこんなに元気だったかしら?ってお味がするのでしょう。
シェフにおまかせ LUNCHコース 3,800円、DINNERコース 10,000円は南イタリア気分でおめかしして♪誰かさんに可愛くおねだりして連れて行ってもらうのも・・・
『ゴルゴンゾーラのリゾットと
やたがらす 吉野千本桜 純米大吟醸』
何だか企んでいる様子・・・??
さて、江部シェフ「まずは何も考えずに合わせてみてください。」と。
それでは・・・。千本桜を一口、おいしい。銘柄もそうだし、さくらの花が優しく香るお味って言うのかな・・・。そして、リゾット・・・。何だかふわーっとする♪
そう、そこが狙い目なんですよ。このゴルゴンゾーラとヴィンコットのブドウの甘み、そしてたまにハーブが当たるでしょ?これはゴルゴンゾーラに入っているセージなんですよ。この組合わせだけで、十分色っぽいんですけどね、ワインと合わせても香りがふわっと立ちますけど、吟醸香のあるこの“やたがらす 吉野千本桜”を合わせると、また何とも言えない官能的なマリアージュが生まれるんです。セクシーでしょ、と江部さん。

この白っぽいのはゴルゴンゾーラ本体。リゾットに少しづつ絡ませながらいただきました。チーズにはビタミンB2が豊富。ダイエットの強い味方。摂ってしまった脂肪を燃焼させ、体に蓄積されないようにしてくれる働きが。そしてビタミンAは免疫力を高め、お肌にも大切な栄養素。その他、カルシウムはもちろん、ミネラル、タンパク質、その他ビタミンなど、ほとんどの栄養素を含む、完全栄養食品。白ワインにばかり独占させないで!日本酒とだってこんなに相性が良いんですから♪日本酒の美容効果にプラスして更なる効果が期待できそう。
そして、この茶色っぽい色は、“ヴィンコット”と言うブドウの甘いシロップ。よくバニラアイスやパンナコッタにかけたりするそうですが、出来上がったリゾットにかけると媚薬のよう・・・
● ● ヴィンコット●●
昔から、イタリアのプーリア地方で作られているブドウ果汁100%のシロップ。アルコール分は含まれていません。ブドウを凝縮して煮詰めているのでポリフェノールが豊富。砂糖や他の添加物は使用されていない天然の甘味料。イタリア料理だけでなく、煮物や、照り焼きに加えてもひと味違った料理になるのだそう。
イタリアではおいしい料理をセクシーって表現もすることも?なんて思ったら・・・、これは僕独特の味の表現なんですよ。エッチな味がするとかね。ですって!なんかおしゃれな言い回しだと思いません?叙情的なフランス映画の台詞みたい♪でもホント、その言葉ってぴったり☆甘くって、濃厚で、香りがふわーっとして♪心地よーく、夢心地でお酒もリゾットも進んでしまいました。こういうのって初めての感覚!日本酒乙女としては、こんな時、上品でセクシー♪に味わいたいですね。そのためには日々努力??日本酒をいただいてオンナ度を磨かないと!頑張ります☆
でも、この“やたがらす”の蔵
北岡本店さんのお酒は古くから、森林で働く木こりさんの疲れを癒す酒としても愛飲されてきたお酒。セクシーとは無縁の自然との真剣勝負の場。その疲れを癒す時はまた違った表情をしていたことでしょう・・・日本酒って魔性のお酒ですね♪・・・

このままでも、もちろん、美味しいけど・・・。フルーティーな香りは今日のような濃厚なチーズのリゾットなどと合わせるともっともっと楽しめますよ。グラスの中で何度も深呼吸してしまいました。
● ●● 吉野千本桜 純米大吟醸 ●●●
杜氏伝統の技術を駆使して醸した清酒。
フルーティーな香りいっぱいで、しっかりした重みがあり、余韻が残るやや辛口のお酒。
酒蔵さんのホームページにはこんな風に紹介されていました。
http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/kitaoka-honten.com/
◇◆◆超簡単!レシピのご紹介◆◆◇
これはシェフがアルベルベーロの町に勉強に訪れた時、厨房で最初に目にしたメニュー。そしてとってもびっくりしたというアンティパスト。
スカモルツァという薫製チーズを切って鉄板で焼くだけ!!
オリーブオイルも塩もなんにもいらないそうです。とろけすぎず、固すぎず、おいしい。こんな食べ方もあるんだなって思ったそう。これならすぐに真似できちゃいますネ。チーズにはそのまま食べる方がおいしいもの、火を通した方がおいしいものがありますからね。とシェフ。日本酒みたいですね!
「やたがらす」の銘柄は神話に登場する3本足の大きな鳥のこと。日の神、太陽のシンボル。やたがらすは神武天皇を熊野から吉野の山中、道案内したと言われているそうです。からすは各国の神話や物語に登場しているようです。ギリシア神話では太陽神アポロンに仕え、古代エジプトでも太陽の鳥として。賢いが故に中には悪知恵が過ぎるカラスもいたようですが・・・
●北欧の神話●
オーディンは神々の国アースガルズの高座に座して世界を見回しておりました。オーディオンの両肩には二羽の大ガラス、フギン(思考)とムニン(記憶)が。夜明けとともに、この二羽は大空へ飛び立ち、世界中のことを見聞きして、夕暮れには戻り、そのすべてをオーディンに伝えていたと言われています。北欧ではこのことから、何でも知っている事を“大ガラスの知恵”というそうです。
神話ではありませんが、私の父は幼い頃、道端で弱った雛鳥を拾い、育てたことがあるそうです。その鳥はなんと、カラス☆父に良く馴れ、肩に乗せて歩いたとか。友達はその姿が相当羨ましかったらしく、飼っていたニワトリを無理矢理連れて遊びに来たそうです。成長とともに父の元を離れたものの、高い木の上から父の遊ぶ姿を眺めていたんだとか。父からそんな話をよく話してもらっていたので、カラスには何だか親しみが。
そう言えば・・・。シェフは最近、日本酒にも随分親しみがわいていらっしゃる様子。この前、お子様とスキーをしに新潟へ行かれた時のお話。新潟のお酒を飲みながら、もしこれに合わせて料理を作るとしたら・・・て考えていたらテーブルに白いご飯があって、そうだ原料はお米だよなあ・・・同じ新潟産のこしひかり。他の料理に添えた塩がたまたまあったのでかけて食べてみたんです。そしたらそれがおいしくて!とシェフ。新発見!ですね♪今日のゴルゴンゾーラのリゾットを作って下さったきっかけになったんですって。
それからこれはお仕事中、ピンときたそうです。吟醸香を押さえたさっぱりした感じの純米酒には鳥肉のローズマリー焼きが合う!
◇◆◆レシピのご紹介◆◆◇
ローズマリーを浸したオリーブオイルに鳥肉を漬込んで、炭火(オーブンやフライパンでも)で焼き、更にオリーブオイルと塩をかけて食べるとおいしいそうですよ。これってお花見の席にぴったりの一品♪カジュアルに串に刺して焼き鳥風に!ただの焼き鳥かと思ったらイタリアンだなんて☆きっと素敵な宴になることでしょう。日本酒乙女度もまたUP♪しちゃいそう・・・お花見が待ち遠しいな♪
その時はこのお酒
やたがらす 生純米酒 浩然之氣
江部さんは春を通り越して夏が待ち遠しいんだそうですが、日本酒で暖まりながら冬を越しましょう!今日も楽しい新発見がいっぱいできました。ありがとうございました。江部シェフ♪次はいつ遊んで頂けますか??春くらい?夏まで待てませんからね!!
次はどんなお酒にしようかな・・・こんな時こそおもしろ検索を使ってみなきゃ!こんなにあったっんですね・・・“森の中”?“せせらぎの音を聞きながら”?それってどんなお酒なんでしょう。何だかまたお酒を選ぶの楽しみ増えちゃいますね♪