酒楽活菜 「松茸とひやおろし」
夏の蔵元探訪でお世話になった秋田県天寿酒造さん。
毎月開かれている「日本酒を楽しむ会」、今月のホストだそう。 
そう言えば、「9月になったら美味しいひやおろしを東京に持って行くからね!」っておっしゃってましたよね。
このことだったんですね。
今宵、天寿さんとパートナーを組まれるのは福島の笹の川酒造さん。
ひやおろしの飲み比べも楽しみです!
さて、どんな楽しい時が待っているのでしょうか・・・
東京プリンスホテル 和食 清水
今回で103回を数える「酒楽活菜」。9月に入り、早速秋らしい宴に参加することとなりました。旬の「松茸」ということもあって大変な人気。お席は満席でした。場所は東京プリンスホテル和食 「清水」さん

40年以上の時を経た東京プリンスホテルならではのノスタルジックな雰囲気はどこか心地良く、華美を競わないおおらかでゆっくりした印象。その中にある和食 「清水」さんも素朴な佇まいですが、広々とした空間の使い方のなんと贅沢なこと。すーっと自然に入れて、ほっと落ち着ける場所。お料理は「五感すべてで美味しく戴ける料理」と、レストランも食事も本物を知り尽くした大人の方からの評価が高いそう。ちょっと背伸びしてやって来ましたが納得です。夜だけでなく、朝食も人気だとか。ここでご飯を頂くと朝からお酒を戴きたくなってしまいそう。お粥などもあるそうですよ。東京タワーを相手に朝粥で1日の始まりっていうのも素敵ですね。

東京タワー夜景

四季折々に表情を変える庭園の向こうには東京タワー。
ガラス越しに1枚。「ホテル創業以来、自慢の巨大な一枚ガラスです。
どの角度から見ても屈折がなく、
透明感を保っている実はすごい窓ガラスです。」と支配人の佐藤さんから伺いました。ホントに凄い!この開放感、なかなか味わえません。

さて・・・。テーブルにはグラスが4つ。お酒のご紹介を添えてありました。左から
・ 天寿酒造   天寿特別純米 「雪の詩」
・ 天寿酒造   天寿「米から育てた純米酒ひやおろし」 
・ 笹の川酒造   笹の川 大吟醸 ひやおろし
・ 笹の川酒造   吟醸「ほろ酔い」
お料理と共にゆっくり楽しみましょう。幸せです♪
御献立お味はもちろん、彩りも綺麗。目にも美味しいってホント大切ですね。お酒も更に美味しく戴けました。日本酒乙女としては絶対真似するべき!勉強になります♪松茸を存分に堪能しちゃいました!


和食 「清水」 
マネージャー 
船 彰宏さん
第1回 酒楽活菜から素晴らしいお料理でお客さんを楽しませてこられた料理長さんです。「今月はあったけど来月は無いっていうと、お客様ががっかりされる。続けているうちにあっと言う間に  100回を超えてしまいました。旬の食材を日本酒に合わせるこの企画は、毎回大サービスです。美味しいお酒を心ゆくまでお召し上がりいただけ、私が腕によりをかけた料理ですもの。コストパフォーマンスは抜群ですよ。今日の棒寿司の秋刀魚もなかなか無いんです。築地ではアルミホイルのようにピカピカ光って顔が映る程だったんですよ。私は食材とスタッフとそして皆様に支えられています。」と船さん。一度、お客さんとしてテーブルに座ってみたいと おしゃっていました。ご苦労もあったそうですが、何でも100回続けるってすごいこと。尊敬します。
これからも、私たちを美味しい料理で魅了してくださいね。

さあ、お酒も順番に一口づつ香りを楽しみながら戴くことにしましょう。
華やかでフルーティなのはやっぱり天寿酒造さんの2銘柄。

特にひやおろしは香り高い大輪の花のイメージかな。お料理と合わせるというより、
この香りに浸りながらずっと飲み続けていたい気分。体の中からも花やフルーツの香りが漂ってきそう☆


笹の川酒造さんの2銘柄は一口めは、華やかというよりは優しく香る野辺に咲く花のイメージ。 でも、不思議。 特にひやおろしの方。 お料理と合わせると香りが華やかに変化したり、穏やか過ぎるかなって感じた味わいが厳しくシャキッとしたり。いろんなお料理との組み合わせを楽しんでみたい。お酒とお料理が、1+1が3になる感じ・・・そんな印象を受けました。

◆ ◆笹の川酒造株式会社◆◆
明和2年(西暦1765年)創業。特に麹に重点をおき、吟醸酒や純米酒などに使用する麹を造る為、平成6年に手造り麹専用の麹室を作り、酒質の向上に努力されています。味、香り、コクのバランスの良さで福島を代表する銘酒のひとつ。日本酒造りの他に、全国でも数少ない“地ウイスキー”や焼酎造りなどでも有名。



笹の川酒造株式会社
代表取締役専務 
山口 恭司さん
優しい笑顔でしょ?ほろ酔い気味の私の質問にも、にこっと微笑んで色々お話して下さいました。「食べながら飲める酒が酒造りの第一条件。食べ物にはそれぞれ味もあれば香りもある。笹の川の酒を合わせた時、それとぶつからず、味が増える。そして双方の魅力がさらに引き出せたら最高です。お酒が出来た時、春まで待って、あの料理と合わせたら合うだろうと考えたりもします。はずれもあるけど、思い通りになると本当にうれしいんです。美味しいものを食べるのが大好きなんですよ。僕は。こう見えて料理も得意なんですよ!」と山口さん。休みの日には一日中台所に立っていることもあるそう。
笹の川酒造さんのある郡山市は鰹の消費量が多い地区で刺身と言えば鰹なのだそうです。今宵のお刺身は山口さんが鰹をリクエストしたそうです。ショウガ、ニンニク、わさびの薬味で美味しくいただきました。


天寿酒造株式会社
代表取締役社長
大井 建史さん

「そーんなこと言って山口さん、何にでもマヨネーズをかけちゃうだけの料理なんだから!」と大井社長。笹の川「吟醸 ほろ酔い」の熱燗を飲みながら山口さんにちょっかい出してましたっけ!

「料理と言えば。豚しゃぶをする時、酒1 : 水1の鍋でしゃぶしゃぶすると、とっても美味しいですよ。」と教えて下さいました。ビタミンBとアミノ酸!美肌料理ですね♪また良いことを教えてもらいました!
お料理と合わせて面白いのはやっぱり『完全無農薬美山錦仕込 純吟天寿』ですね。「あの酒はいろいろな料理で試してみるべきですよ。」と大井さん。また新しい発見をしたら報告しますね!

お二人のじゃれ合う姿もそうですが、この2つの蔵元さんの飲み比べは面白かったです。
山口さん、大井さんありがとうございました。
日本酒という1つの括りの中で、こんなにもわかりやすく違う味わいのお酒に出会えるなんて!
月が「笹の川」なら太陽が「天寿」と言ったところでしょうか。
今宵の私は日本酒乙女度がかなりレベルアップしたはず!
今日の気分は月♪今日の気分は太陽♪ってお酒を選ぶって素敵でしょ♪

日本酒は肌にも良いし、「あ〜ぁ疲れたなあ」なんて時、日本酒を適量飲んで体も気持ちもふうっとリラックスしてみては?あまりお酒が飲めなくても大丈夫。アルコール分の少ない女性向きの甘くておいしいお酒だってここのサイトで検索できるんだから。日本酒ってそうなんだぁって、新しい発見がきっとあるはず!
日本酒の常識・非常識のクイズで遊んでみるのも楽しいですよ。

さあ今度はどこに行こうかな!