七夕はフルーティナイト
フルーティナイト

7月7日は七夕の日。
織姫・彦星のお話は中国から伝わったとする説が多く、『昔、中国では技巧・芸能の上達を願う儀式と織姫が織物に巧みだという伝承と結びつき、これが七夕となって行事が行われるようになった』という説があります。

「技巧」といえば、「酒造りの技術」、「匠の技」!

今、酒蔵さんは幅広いニーズに応えるために日本酒をベースにした飲み口のよいお酒造りに力を入れているようです。酒屋さんだけではなく、スーパーやコンビニなどでも手軽に購入できるため、飲まれたことのある人も多いのではないでしょうか。

さて、私の今年の七夕は、日本酒とフルーツの共演を楽しむ日となりました。その名も、「七夕はフルーティーナイト」♪NPO法人ウイメンズ日本酒会さんが企画されたイベントに参加してきました。場所は、知る人ぞ知る東京都下のフルーツの殿堂 鷺宮の「sun fleur (サンフルール)」


NPO法人ウイメンズ日本酒会

ウイメンズ日本酒会のお二人
広く一般市民に対して、生涯に渡り文化的、健康的に日本酒を楽しみながら暮らせる社会の実現に寄与することを目的とする団体です。女性の視点で日本酒の魅力を女性にも男性にも伝えていきます。
日本酒がいかに魅力的かを伝え、日本酒をテーマにしたイベントなどの企画・運営を行っています。

今回はどんなお酒の楽しみ方の提案をしてくださるのでしょう。



お酒のつまみというと、塩辛、刺身など、塩気のあるものを思い浮かべると思うのですが、この日のお酒のお供は、なっ、なんと「フルーツ」なのです。




まずは、一の蔵『花めくすず音』で乾杯です。


フルートグラスに注がれたローズピンクの発泡酒は、気泡が繊細でなめらかな舌触り。
この色は着色料を使ったのではなく、地元(宮城県)産の黒豆と紫黒米を用いた天然色素をブレンドして作ったそうです。この色と泡立ちは特別な日にピッタリ。




そして、梅錦のトップ・バッターは『レモングラスの休日』。
「運動をした後のビールは旨い!」という人は多いと思いますが、
そんな渇ききった体にゴクゴクと飲みたくなるようなお酒。
ほのかなレモングラスの香りと甘さ控えめの爽やかさが、
体に染み込んでいくぅ~と感じさせてくれる味わいです。




この2本に合わせたお料理が、「スペシャルサラダ」。

2本とも甘めのお酒だったため、リンゴとパパイヤのチーズドレッシングが結構合うんですよ。
パパイヤといっても熟れたパパイヤではなく、沖縄料理で出てくるような熟れる前のパパイヤを使っていることもあり、フルーツというよりお野菜感覚。これにリンゴの甘酸っぱい酸味とチーズの風味が、チョッピリ甘いお酒にピッタリでした。


次に登場したのは梅錦から『ずーっと好きでいてください』

これ、お酒の名前です。恥ずかしくなっちゃうような名前ですよね。なかなか言いにくい言葉なので、バレンタインデーなんかに活躍しそう。また、カップ酒とは思えない丸っこい容器が何ともキュート。カップ酒のコンテストで賞を取ったこともあるそうです。

一の蔵からは『ひめぜん ドライ』

この“ひめぜん"は従来の軟らかい味わいとは違い、辛口仕立ての「ドライタイプ」。結構飲み口がいいんですよぉー

これらのお酒に合わせたのが、「4種類のカナッペ」。

ワインでいうと白ワインのようなドライな感じがあるので、フルーツのカナッペが合いますねぇ~。


お料理も佳境になってくると、お酒の種類も初心者向けというよりいよいよ本格派の登場です。
チーム梅錦からは『純米原酒 酒一筋』の登板です。ネーミングからして、一本筋が入った正当本格派ピッチャー。味わいは、ほのかにリンゴのような香味が感じられ、原酒らしく香豊なお酒です。

対して、チーム一ノ蔵からは『特別純米酒 松籟』がマウンドに登りました。

純米酒なのですが、純米独特のドッシリ感をいい意味でそれほど感じず、キレのあるお酒でした。

これらのお酒と合わせたメインのお料理は、「フルーツピザ 自家製トマトソース チーズ」に 「ローストビーフとパパイヤ 自家製赤身ローストビーフ 」。


メイン・ディッシュはフルーツが全面にでているというより、トマトソース、チーズ、ロービーといった塩気があるお料理のため、塩味と甘みが同時に感じられる面白いお料理になっていました。これに、しっかりとした本格派の日本酒が以外にも合うんですよ。これ、新鮮な感動!


ちゃんと最後の〆のお食事もあります。もちろんこれに合わせたお酒もありますよぉ~ん♪

『一ノ蔵 松山天 純米大吟醸酒』
香り高い吟醸香が印象的なお酒でした。
綺麗な酸味が鮮やかな、全体的にキリッとしまったお酒でした。


『梅錦 純米大吟醸酒』
こちらもしっかりとした味わいのお酒です。スッキリとしながらも酸味が全体を引き締めている感じ。


このお酒と一緒に頂いたお料理は、「フルーツサンド」に「グループフルーツのちらし寿司 錦糸卵 ホタテ貝柱のせ」


フルーツサンドはフルーツの自然な甘さが美味しいひと品。フルーツの甘みと酸味が、純米大吟醸の酸味とナイスなハーモニー。

そして、今回食べるのが最初で最後になるかもしれない、ピンク・グレープフルーツのちらし寿司。
みてぇー。アップ過ぎて分かり難いけど、こんな所に天の川がありましたぁ~
食べちゃうのがもったいないくらいカワイイですよね。
で、味ですが、どんな味わいになるのかと期待?心配??不安???
して、一口食べると・・・ん?!酢飯の酸味とグレープフルーツの酸味が、なかなかいいペア・ダンスなのです。

酢飯の酸味とグレープフルーツの酸味の組み合わせも面白いのですが、
純米大吟醸が持つ酸味が加わり、普段味うことのできないフロマージュを楽しむことができました。


そして宴も終盤になってきたところで、フルーツカッティングで有名な「sun fleur (サンフルール)」の店主、平野氏が腕前を披露してくださいました。

前の画像 スライドショーの開始 / 停止 次の画像
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やっぱりプロは見せてくれますね。普段何気なく食べているバナナが、ほんの数秒で高級フルーツに大変身。


宴の最後はデザートです。素晴らしいテクニックでカッティングされた「10種類のフルーツの盛り合わせ」だけでも大満足なのですが、こちらでイチオシの「ショートケーキ」と「ルイボスティー」も出してくださいました。



ショートケーキがあまりに美味しかったので、
強引にショートケーキを日本酒で流し込んでみると・・・・
ふぅむ・・・流石にクリームののったケーキと日本酒は・・・いまいちですねぇ。
でも、「あんみつ」となら結構合うかもしれない!と思ってしまったのは私だけでしょうか。



今回のイベントは自分では思いつかない組み合わせばかりだったので、とっても面白い体験をすることができました。日本酒の守備範囲の広さを改めて再発見した思いです。楽しかったな。




これから、暑い太陽が照りつける夏がやってきます。
そんな夏の夕暮れに、野外で、または、窓を開けて夜風に吹かれながら、キリッっと冷えた日本酒とフルーツの組み合わせ、ステキだと思いませんか♪なかなかお洒落な暑気払いではありませんこと?



by Yumiko