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吟醸Bar ~新橋編~

昨年秋に復活した吟醸酒Bar。
日本吟醸酒協会の企画で開催されているのは、
昨年のコラム「吟醸酒Bar復活!」でもご紹介した通りです。

その吟醸酒Barが、今年は夏に開催されることになりました。
場所は、東京・新橋。

関東圏に馴染みのない方々も、
日本初の鉄道が開通した場所ってことはご存知じゃないかと。
新橋駅前にSL広場っていうのがあって、
昭和20年2月に生産されたC11 292号っていう汽車が鎮座してます。
鉄道開通100年を記念して1972年に設置されたとか。
さて、SL広場で汽車を楽しんだら、
少し左の方に向かって歩いて、線路沿いの道へ。

すると・・・。
「新橋西口通り」と書かれた看板を発見!

その道を真っ直ぐ2分ほど歩いたビルの2階が「和酒場 庫裏」。

【新橋駅・烏森口】 住所: 東京都港区新橋3-19-4 桜井ビル2F
電話: 03-3438-3375    ホームページはこちら

その名前からも分かるように、「日本のお酒」 を揃えてるお店です。
日本酒(清酒)だけでなく、焼酎、地ビール、梅酒、リキュールなどなど、
すべてが 「日本のお酒」 です。

で、何が嬉しいって、
日本酒も焼酎もリキュールも、サイズを選べるんですよね。
日本酒だと4種類から、焼酎とリキュールは2種類から、グラスが選べるシステム。
(燗酒だけは2種類です)

さて、前回の吟醸酒Barも期間限定でしたが、
今回の吟醸酒Barも期間限定。

2010年6月5日(土)~8月29日(土)の期間、
土曜と日曜に開催されます。

平日は通常の営業になってますが、吟醸酒協会の吟醸酒も楽しめます。

で、今回の吟醸酒Barは、ホントにBar!

カウンターのほかは、丸テーブルが置かれてるだけ。

ちょっと気取ってカウンターのスツールにおさまって、
日本酒のグラスを傾けるのもイイですよね。

吟醸酒Bar開催時は、蔵元さんが交代でいらっしゃいます。
日本吟醸酒協会のホームページ
蔵元さんの来店スケジュールが掲載されてますので、忘れずチェックしてくださいね。

“運がよいと、蔵元が持参したプレゼントがあたるかも!”

という企画もあるみたいですよ。

さて、「吟醸酒Bar 庫裏」 にお邪魔した日に来店予定の蔵元さんは、
      山形県  出羽桜酒造(株)
      福島県  開當男山酒造
      長野県  信州銘醸(株)

どの蔵元さんも、
「日本酒こんしぇるじゅ」にご参加いただいている蔵元さんです。

とくれば、
やっぱ、蔵元さんの日本酒を飲まなきゃ!!
ってことで、メニューを見ると・・・。

チェイサーの水差しも
おしゃれなボトル

あります、あります、それぞれの蔵元さんから3種類ずつ!

いつもだと “エ~~、小っちゃ~い!” って言いたくなる45mlのグラスも、
こういう時って嬉しいですよね?
だって、3つの蔵元さんの3種類のお酒を味わうにはピッタリ! でしょ?

ってことで、どれにしよっかなぁ~? と迷っていたら・・・。
“アッ、コレッ! 最初の1杯は絶対にコレッ!”
ってのを見つけました。

夏の暑さって、炭酸系が飲みたくなりますよね、ネ、ネ?

ってことで、最初の1杯めは、山形県の出羽桜酒造(株)さんから、
「出羽桜 微発泡吟醸にごり とび六」

涼しげでキレイっしょ、うっすらとした白っぽい色が。
ナシのような果物系の吟醸香がフンワリと漂ってきます。
見た目には泡々してなくって  “微発泡” って分かんないんですが、
飲んでみると、“オッ!?” って感じ。
炭酸っぽくってドライな味わいです。
同じ出羽桜酒造(株)さんの「出羽桜 純米大吟醸 愛山」。
「愛山」 っていうのは、“幻の酒造好適米” と呼ばれてます。
「山田錦」 と 「雄町」 という
2つの酒造好適米を掛け合わせて作られた酒米だとか。

大吟醸らしい華やかで丸みのある香りがします。
適度な酸味や渋みが感じられますが、
全体としては、まろやかな味わい。
後口はスッキリしてます。
最後は、「手造大吟醸 出羽桜」。
蔵元さんが醸される日本酒の中でも、最高峰とまで言われるのが、これ!

上品でサッパリした感じの香りがします。
口に含んだときも上品な味わいがして、
まろやかな米の旨みが広がってきます。

ちなみに、出羽桜酒造(株)さんは、
全国新酒鑑評会で12回連続金賞受賞という記録をお持ちです。
敬服!

最初のおつまみは、バクライ!
漢字で書くと、「莫久来」と書くとか。

何かって言えば、ホヤの塩辛。

チョッピリ歯ごたえがあって、塩っぱくって、
酒の肴としては言うことなし! 

福島県の開當男山酒造さんからは、まずは「開當男山 純米吟醸」
製造量はあまり多くなくって、どちらかと言えば小ぶりの蔵元さんですが、
新酒鑑評会では高く評価されている蔵元さんです。

純米吟醸としては控えめながら、麹を思わせるような香りがあります。
まろやかな米の旨みが口の中に広がってくるのは、
吟醸系でも純米だからですかね。
でも、後口はスッキリ!
2杯めは、「開當男山 大吟醸」

こちらも、麹らしい香りがするんですが、控えめで上品な香り。
口に含んだ瞬間はサッパリした感じがするんですが、
ジンワリ、ゆっくり、まろやかな米の旨みが広がってきます。
後口はサラリとしてて、なんとな~く優美さを感じちゃいますね。
開當男山酒造さんの最後は、「開當男山 純米大吟醸 久宝居」
蔵元さんのHPによれば、
“杜氏と蔵人が、名誉と技術を競うために造り上げた日本酒の最高峰”
とのこと。

純米大吟醸とは思えないほど控えめでやわらかな香りです。
口に含んだ瞬間にはドライな口当たりなんですが、
徐々にまろやかな米の旨みが広がってきます。

おつまみ2品めは、甘エビの塩辛。

“塩辛ばっかし!” って言われちゃいそうですが、
チョイと向こうにいる人が頼むをの耳にして、
どうしても食べたくなっちゃいました。

甘エビの甘みと塩っぱさが、“これでもかッ!” ってぐらいに絶妙!

信州銘醸(株)さんは、
江戸時代より続く近隣4社が合併してスタートした蔵元さんです。
全国新酒鑑評会7年連続金賞という華々しい受賞歴をお持ちです。

1杯めは、「梁山泊 吟醸」
鼻を近づけると、
控えめながら、洋ナシのような香りがしてくる吟醸酒です。
口に含むと、ドライな口当たりの中に、
まろやかな味わいが広がってきます。
2杯めは、「秀峰喜久盛 吟醸純米」
厳寒期に吟醸造りに徹して造られた純米吟醸酒です。

純米吟醸ですが、落ち着いた控えめな香りがします。
酸味も程良い感じで、
米の旨みというか、コクが感じられる味わい。
どっちかと言えば、わりとシッカリした料理に合いそうな・・・。
最後は、「秀峰喜久盛 純米大吟醸」
山田錦を35%まで精米して造られた蔵元さん渾身の逸品。

こちらは、大吟醸らしい華やかな香りというか、
ふくよかな香りが鼻に広がってきます。
ドライな口当たりの中に、
まろやかでコクのある旨みが後を引いて、
柔らかな後口が楽しめます。

おつまみの最後は、小ダイの昆布〆。

皮つきの小ダイの切り身を口に放り込むと、フンワリとした昆布の香り。
ちょっぴりお酢が利いてて、も~う言うことなし!
いくらでも食べたくなっちゃいそう。

とは言え、ここは 「バー」。
長居は無用。この辺でガマン、ガマン。

出羽桜酒造(株)の仲野さん
「和酒場 庫裏」 の店長さんと
開當男山酒造の古野さん
朱色の法被がお似合いでした
信州銘醸(株)の工藤さん
笑顔の優しい方ですよね?

今回の吟醸酒Barも、あと1ヶ月ほど。
お近くにお住まい/お勤めの方は、
終わっちゃわないうちに、是非とも行ってみてください。
もちろん、仕事やレジャーで東京にいらっしゃった方々も!

普段とは違う洒落た飲み方で日本酒を楽しみましょうね。

【おまけのお話】 銀座にある「和酒Bar  庫裏」
「和酒場 庫裏」には、姉妹店「和酒Bar 庫裏」もあります。
場所は、銀座。

地下鉄だと、丸ノ内線・銀座駅から歩いて10分弱、
銀座線・銀座駅からだと歩いて15分ぐらいでしょうか。

詳細は、またの機会にさせていただきますが、
機会があれば、是非、寄ってみてくださいね。

ちなみに、「和酒場 庫裏」も「和酒Bar 庫裏」も、
町田に本店のある「さかや栗原」ゆかりのお店です。

by Hirokazu