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龍馬? 竜馬? Ryoma?

高知が、昔むか~し、土佐と呼ばれた地であることは、ご存知ですよね。
その土佐は、酒豪というか大酒飲みで知られてたりします。

杯にも、「べく盃(べくはい)」と呼ばれる面白いのがあります。
どんなのかって言うと、
杯の底が尖ってたり、底や胴に穴が開いてたり、形がいびつだったり、っていう杯。常に手に持ったり、穴を指で抑えてないとお酒が漏れちゃうんです。

“注がれた日本酒は飲んじゃうまで、テーブルに置けないよ。”っていう、
なんとも体育会系的な杯です。

まぁ、呑兵衛(のんべえ)には嬉しいかぎりですが、
それにしても、飲み過ぎちゃいそうな・・・。

さてさて、NHKで「龍馬伝」が始まって早くも1ヶ月。
まるで時代が招いたかのように彗星のごとく現れ、
役どころを終えるや流れ星のように消えていった坂本龍馬。
“幕末青春群像永遠のヒーロー!”って感じですよね。

豊かな自然と温かい人情の地で育った龍馬は、
底抜けとも言えるほど明るく楽天的な人柄だったとか。

そんな高知県では、今、「土佐・龍馬であい博」が開催されてます。
期間は、2010年1月16日(土)~2011年1月10日(日・祝)の約1年間。
高知県を4つのエリアに分けられてて、それぞれの地域にパビリオンがあります。

中部エリア 高知・龍馬ろまん社中
桂浜・坂本龍馬像

「土佐・龍馬であい博」より
東部エリア 安芸・岩崎弥太郎こころざし社中
岩崎弥太郎像、岩崎弥太郎生家
中岡慎太郎像、中岡慎太郎生家
梼原エリア ゆすはら・維新の道社中
維新の門、韮ヶ峠
西部エリア 土佐清水・ジョン万次郎くろしお社中
中浜万次郎像


「土佐・龍馬であい博」のウェブサイトでは、
各エリアの周遊プランや名物料理なども紹介されてたり。

昨年の「天地人」の時には歴女ブーム。
今年は「坂龍ブーム」ですね、きっと!

そう言えば、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」って読まれました?
司馬遼太郎の作品って、長編大作が多いんですが、
この「龍馬がゆく」も、文庫本で全8冊という超大作!
買った時には、“気合いを入れて読まないと・・・。”と思ってたんですが、
読み出したらアッという間。
風雲の幕末にタイムスリップしちゃうように引き込まれながら、一気に読んじゃいました。

で、この「竜馬がゆく」には、
数え切れないほど日本酒を飲むシーンが出てくるんですよね。
その中に、「司牡丹」を飲むシーンがあるんです!

「司牡丹」の命名は、竜馬亡き後を継いだ海援隊長 田中光顕によるものとされているので、時代考証的には微妙ですけどね。まぁ、そのあたりはご愛嬌。

当時、尊王攘夷思想の大本山ともいえる水戸藩士たちが土佐にやってきた時のこと。
坂本龍馬ほか3名の土佐藩士が接待するシーン。

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「ささ、一つ、一つ」
と、馬と為は注いでまわる。
酒は、土佐の佐川郷で吟醸される司牡丹である。土佐人ごのみの辛口で、一升半のんでから口中にやっとほのかな甘みを生じ、いよいよ杯がすすむという酒豪用の酒である。
 出典: 竜馬がゆく(司馬遼太郎著)
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で、現在の司牡丹酒造(株)には、坂本龍馬にちなんだ日本酒が4種類。

1つは、「司牡丹 坂竜飛騰」
2009年12月に発売されたばかりの本醸造酒です。

やわらかで心地好い旨みが口中で力強く膨らみ、
後口は清々しく切れる淡麗辛口だそうな。
2つめは、「司牡丹 龍馬からの伝言」シリーズ。
日本酒では、「日本を今一度せんたくいたし申候」というのがあります。

純米酒なんですが、超辛口。
蔵元さんのHPには、

“龍馬の大志の如き骨太な味わいを持ちながら、
後口はあくまで爽やかにサラリと切れる、キレ味抜群の超辛口純米酒”

と紹介されてます。
同じ「龍馬らの伝言」シリーズでは、
麦焼酎「我が成すことは我れのみぞ知る」が、今年1月に新発売されてたりします。
特別純米酒では、「司牡丹 自由は土佐の山間より」ってのが。

土佐の山間の郷士だった坂本龍馬が、
自由を求めて旅立って行った様子が眼に浮かぶような。
明治になってからの自由民権運動も、
土佐にゆかりが深かったりするんですよね。

香り高い日本酒で、さっぱりした淡麗な超辛口だそうな。
ちょっと風変わりな日本酒としては、
「司牡丹 宇宙龍」ってのがあります。

ラベルには、坂本龍馬も描かれてるんですが、宇宙も描かれてるんですよね。

宇宙を旅した高知県産酒造好適米「吟の夢」や「風鳴子」を使い、
宇宙を旅した高知県産酵母を使った日本酒。

さわやかな吟醸香があり、コクのある旨みが口の中に広がる日本酒です。

『日本酒こんしぇるじゅ』には未参加の蔵元さんですが、
高知の菊水酒造(株)さんには、まんまズバリの「龍馬」という日本酒があります。
純米大吟醸酒、純米吟醸酒、純米酒の3種類が販売されてて、
龍馬の成長を現したようなラベルの絵柄になってます。

若き坂本龍馬は、「北辰一刀流」の免許皆伝となり、剣術家として知られましたが、
龍馬 純米酒は、その坂本龍馬の刀が描かれたラベル。

なめらかなくちあたりと爽快なのど越しの純米酒だそうな。
龍馬 純米吟醸酒は、時代の先を見つめた龍馬らしいエピソードの絵柄。

何の絵柄かと言えば、
幕末の頃には珍しかった「スミス&ウェッソン」のリボルバー拳銃。

吟醸酒らしい香りがあり、飲み口さわやかな日本酒です。
その後、龍馬は、リボルバー拳銃を持つ一方で、
「萬国公法」という国際法を愛読したとか。

“武力よりも法規・秩序こそ、これからの日本の繁栄の礎じゃキニ。”

とくれば、お分かりですよね?
龍馬 純米大吟醸酒のラベルには、その「萬国公法」が描かれてます。

純米大吟醸ならではの芳醇さが感じられ、
雑味のない澄み切った口あたりの日本酒です。
菊水酒造さんには、土佐名酒 龍馬つぼもあります。

壺というか徳利というか、昔懐かしい感じのする容器に入った日本酒。

味わいは、淡麗辛口だそうな。

高知の酔鯨酒造(株)では、酔鯨特別純米酒 限定ラベルが新発売。

ラベルには、坂本龍馬像が描かれてる日本酒。
吟醸酒と同じぐらいに米を磨いた特別純米酒で、
仕込水は、「名水百選」に選ばれた「鏡川源流水」だとか。
竜馬のお殿様 山内容堂は幕末の四賢侯のひとりですが、これがまたとんでもない酔っ払いオヤジ。
自らを「鯨海酔侯」と称し、酔えば勤皇覚めれば佐幕というありさま。高知は鯨も酔うほど酒が旨いってことですかね。


淡麗な味わいで、キレが感じられ、爽やかな喉越しの日本酒です。

いつもなら、ここで

Hirokazuの簡単レシピ~~!



ってやるんですが、今回は、せっかくの高知なので・・・。

Hirokazuの高知うまいもんリスト~~!

 


司牡丹土佐流
カツオタタキセット



司牡丹ジョン万次郎
清水サバタタキセット
高知といえば、やっぱ最初は、カツオのタタキですよね。

本場の高知では、今でもワラで火をおこして、
その火で新鮮なカツオの身を炙ってタタキを作るとか。

食べ方は、本場だけあって、家庭ごとにこだわりの食べ方があるそうな。
丸のまんまのニンニクをかじりながら、
塩だけで味付けをしたカツオのたたきを楽しむかと思えば、
叩き潰したニンニクを絡めるようにしながら、タレで楽しむ方法もあるとか。

地元以外ではあまり知られていないそうですが、実はサバも美味しいそうな。
ってことで、カツオのタタキじゃなくって、サバのタタキもあるそうな。
サバ独特の旨みが味わえる反面、意外とさっぱりとした味わいだとか。
魚好きとしては、こりゃぁ、食べてみなきゃッ!

いずれも、司牡丹酒造さんのHPにて紹介されます。

カツオのタタキもさることながら、日本酒大好き人間としては、
「かつおの酒盗」は見過ごせないですよねぇ~。

高知の人に怒られるかもしれませんが、
いわば、「イカの塩辛」のカツオ・バージョン。
材料はカツオの内臓だけという貴重品。

一つまみ口に入れただけで、
カツオ本来の風味と熟成された旨みが口の中にフワ~~ッ。
で、日本酒をクイッ。
口の中で、チョット塩味のカツオの旨みと日本酒の旨みが合わさって・・・。

酒盗・・・日本酒・・・酒盗・・・日本酒・・・。

で、酔っぱらいの出来上がり!

司牡丹酒造さんのHPでも、2種類が紹介されてます。
「福辰」の酒盗(甘口)
「得月楼の酒盗」

最近では、塩辛さをやわらげた「酒盗」も販売されてるとか。

「福辰」の酒盗(甘口)


「得月楼の酒盗」



買えるお店ご紹介

銘柄(蔵元)
酒販店名
住所/電話
坂竜飛騰
龍馬からの伝言
自由は土佐の山間より
宇宙龍
(以上、すべて司牡丹酒造)
司牡丹酒造(株)HPにて
お買い求めいただけます
高知県高岡郡佐川町甲1299
電話 0889-22-1211
龍馬 純米大吟醸酒
龍馬 純米吟醸酒
龍馬 純米酒
土佐銘酒 龍馬つぼ
(以上、すべて菊水酒造)
菊水酒造(株)HPにて
お買い求めいただけます
高知県安芸市本町4-6-25
電話 0887-35-3501
酔鯨 特別純米酒
限定ラベル
(酔鯨酒造)
酔鯨酒造(株)HPにて買える店が紹介されてます
高知県高知市長浜566
電話 088-841-4080

 

【おまけのお話】
高知にゃあ、うら(俺)の仲んエエ友達とおんなじ名前の酒もあるぜよ。
どがな名前かっちゅうて、『慎太郎』ちゅうぜよ。
高知の(有)濱川商店ちぃ蔵元が造っちょる酒じゃキニ。

知っちょろう?
中岡慎太郎ちゅうのが、そいつが名前じゃ。

うら(俺)が日本中を走り回っちょった頃に、
やっぱ日本中を走り回っちょった奴じゃキニ。

最後は、うら(俺)と一緒に京都の近江屋で暗殺されたがよ。
まぁ、うら(俺)としちゃ、うら(俺)が名前の日本酒ちゅうのは照れ臭せぇぜが、
『慎太郎』っちゅう名前の酒ば飲んでつかぁせぇ。

うら(俺)の名前の酒ばぁ、まっこと良か酒じゃけど、
『慎太郎』っちゅう酒もゴチャンと良か酒じゃキニ。

買える店は蔵元の濱川商店に聞いてたもっせ。
by Hirokazu