お酒にまつわるエトセトラ
日本酒美肌こんしぇるじゅ
日本酒の常識・非常識
古くて、新しいお酒
日本酒ソムリエ 心の蔵 心の酒
新商品情報
受賞の御報告
関谷醸造(株)
にごり酒、生酒 発売!!
(有)金井酒造店
春にふさわしいお酒出来ました
(合名)中島酒造店
梅酒用日本酒のご案内
小澤酒造(株)
春を告げるお酒
関谷醸造(株)
商品をUPしました!!
(有)金井酒造店
純米大吟醸 花野の賦 
関谷醸造(株)
岡山県新酒鑑評会
利守酒造(株)

吟醸Bar 復活

コラム「吟醸酒って、ナニ?」でご紹介した「日本吟醸酒協会」さん。その活動のひとつとして“吟醸BAR”がこのほど東京八重洲にオープンしました。

と言っても新しいお店ができたのではなく、北の居酒屋「駒八」さんと「日本吟醸酒協会」のタイアップ。期間限定(11月21日まで)で「吟醸酒協会」加盟全蔵の珠玉の吟醸酒がお手ごろ価格で楽しめるという企画です。毎週月曜と木曜には蔵元さんご自身もお店に来られ(毎回2,3人かな)、オーダーするとお酒を持ってご挨拶に来られますよ。蔵元の話を聞きながらお気に入りのお酒をいただくのも一興ですね。
詳しくはこちらをご覧下さい。

さっそく行って来ましたのでご紹介しますね。

場所は東京駅八重洲口から徒歩5分。
八重洲中央口前の信号を渡り、みずほ銀行とホテル・ハイマートの間の路地を行くこと60m、最初の角を左に曲がってすぐ左にあります(2F)。
駒八八重洲店
【東京駅・八重洲】住所:東京都中央区八重洲1-8-9
TEL:03-3245-9871 お店のホームページはこちら

店内は清潔感あふれる板張りで、掘りごたつになってるからスカートでも安心。いい感じです。

  
まずチェックすべきはお酒の冷蔵庫とお酒のメニュー、そしてもちろんお食事も

   
おっ、いるいる。美味しい“吟醸酒”たちが出番をまってるぞ。見よ、この日本酒の精鋭たちを!

その中でもお奨めががコレ。
吟醸酒の飲み比べ日替わり3品セット。60ccのグラス3杯で1,000円です。

  
「うぅ~ん、正1合(180cc)で1,000円かぁー」っておしゃった貴方!
コストパフォーマンスって、何と何を比較するかが問題ですよね。
そりゃぁ、生ビールや焼酎の何とか割り、はたまたホッピーなどと比べれば確かにお高いですわよ。
でも、この3杯はどれも世界超一流のワインとも真っ向勝負できる Premium Sake  たちなのです。
メッチャ高いお米を贅沢にも60%も70%も削って、数十年数百年の伝統の技と叡智、自然との対話をもって醸された各地の恵みの結晶ですもの。その味わいは瑞瑞しく、清冽で、美しく、まろやかで深く・・・。
あぁーダメ、書いててヨダレが出てきちゃった(笑)。
騙されたと思ってお試し下さいな。
「おっ、日本酒ってこんなに旨いのか」って言わせてみせるから。

私がお願いしたのはコレ、

  

『梅錦 究極の酒 大吟醸』(愛媛:梅錦山川)、
『大観 大吟醸 金賞受賞酒』(茨城:森島酒蔵
『苗加屋 大吟醸三年熟成 斗瓶取り雫酒』(富山:若鶴酒蔵
の3品セット。
梅錦は柔らかくて控えめで優雅なやや甘口、スイスイ飲めてしまいます。
大観は上品な吟醸香とお米の旨みも伝えてくれるバランス絶妙の大吟醸、さすが金賞受賞酒。
苗加屋は3年熟成の深いコクが持ち味、舌の上を広がってゆく鮮やかな旨みに思わず目を閉じます。

究極の大吟醸や、金賞受賞酒や、斗瓶取り雫酒(注)の三年熟成の大吟が飲み比べられて1000円は絶対に安い! と私は思います。

さて、肴は何にしましょうか。せっかくの大吟醸トリオですからお造りの盛り合わせをいただきました。
新鮮で歯ごたえシャッキリ、大吟醸トリオがお刺身のお味を引き立ててくれました。

 

さてこの『駒八』、ご存知の方も多いと思いますけど都内に幾つものお店を展開されています。本店は港区芝で秋葉原店も目黒店もあります。
ここ八重洲店を仕切っていらっしゃるのは店長の須田哲好さん。バイトからたたき上げの若き日本酒の伝道師。若干28歳ながら“日本酒”パッションは並々ならぬものが。秋葉原店でのバイト時代に『出羽桜』と出合ったのがきっかけでこの道を究めたいと決心されたそうです。
一杯のお酒との出会いが、一人の男の人生を変えた!っと言ったらおおげさかしら。

 

最近の若いひとの“日本酒離れ”について尋ねると・・・。
『日本人なんだから“日本酒”を飲め』や『これを飲め!』はNG。
『どうしたら試していただけるかを考えます。お客様にちゃんと接してご説明をして、好きなようにお好きなお酒を選んでいただく。そして、かならず感想をお聴きして、その次のアドバイスをさせていただきます。ソムリエみたいになりたいんすょ』。
こういう店長がいると好みのお酒に出会えますよね。

中でも私が感心したのは次のひと言。
「お燗をお願いしてもいいですか?」との問いかけに・・・
『燗はまだ勘弁して下さい。商品として“お燗”をお出しするほどの技術じゃないんです。下手したらせっかくのお酒を壊しちゃうし、今自分で実験しながら修行中です』・・・いいですよね、この姿勢。

さて、その日の蔵元さん登場は 天寿酒造(秋田)の大井社長に、利守酒蔵(岡山)の利守専務のお2人。さっそくハッピ姿になってお酒のご注文があった客さまにご挨拶です。


せっかくだからもう少しだけお酒をいただきましょう。
お願いしたのは、『国士無双 大吟醸清酒 大雪山雪清水仕込み』(北海道:高砂酒蔵)と、
本日の蔵元さんに敬意を表して『酒一筋 純米大吟醸 赤磐雄町 生』(岡山:利守酒造)。

こちらは『日本吟醸酒協会』のロゴ入りのボルドー風グラスでやってきます。
国士無双は、思わず舌を細めてしまうほど優雅でキメ細やか、キレ味のよい辛口。
酒一筋はしっかりした米の旨みを伝えてくれるまろやかさと飲み易さ。ちょっと甘めかな。
もちろんどちらも絶品。

焼酎やビールでもりあがってらっしゃるオジサマ達に、この味わいをお伝えしたいくらい。
やっぱり「駒八」では日本酒でしょ!




写真の白いシャツの方は 八百坂 圭祐さん、
「駒八」グループの二代目社長修行中でいらっしゃます。
シャキっとした イイ男。
また逢いに行こっと♪
ではでは


by Takako

(注)斗瓶取り雫酒
特別なお酒は搾った後にタンクに貯蔵せず斗瓶に取り分けて大切に貯蔵されます。品評会に出品するお酒などに多いようです。滴取りとは、もろみの袋に醪を入れ余分な圧力をかけずに、滴り落ちる酒だけを集める特殊な搾りの方法。味わい豊かながら味の透明感を求めるためにこのような特殊な技法を用います。