お酒にまつわるエトセトラ
日本酒美肌こんしぇるじゅ
日本酒の常識・非常識
古くて、新しいお酒
日本酒ソムリエ 心の蔵 心の酒
新商品情報
かわいいCUP
高砂酒造(株)
菊姫ホームページ
菊姫 (資)
JR旭川駅で限定販売中!
高砂酒造(株)
春を告げるお酒
関谷醸造(株)
梅酒用日本酒のご案内
小澤酒造(株)
春にふさわしいお酒出来ました
(合名)中島酒造店
菊姫の酒造り動画
菊姫 (資)
夏の酒、発売中!
高砂酒造(株)
春の新酒があがりました。
長龍酒造(株) 
にごり酒、生酒 発売!!
(有)金井酒造店
商品をUPしました!!
(有)金井酒造店
純米大吟醸 花野の賦 
関谷醸造(株)
受賞の御報告
関谷醸造(株)
春のことぶれ
関谷醸造(株)
岡山県新酒鑑評会
利守酒造(株)


今年の中秋の名月は、103日(土)!

イイですよねぇ。
エ、何がイイかって?
そりゃあ、土曜日だからですよ、土・曜・日。
ぬる燗の日本酒を傍らに置いて、お月さまを見ながら、ゆっくりチビチビ。
“たまにゃあ、風流を気取ってみるのもオツってもんでぃ!”ってことで。
ちょっとぐらい夜更かししたって、大丈夫。翌日は休みなんですから。 

しかも、しかも、十三夜が、10月30日(金)。
やっぱり、翌日が土曜日!
土曜日が休みの人って多いですよね、きっと。
日本酒を片手に、ちょこっとした肴をつまみながら、
十五夜もユゥ~~ックリと楽しんで、十三夜もノォ~~ンビリ楽しんで・・・。
でも、風邪はひかないように注意してくださいね。朝晩は、かなり涼しくなってきましたので。

今からン十年前のこと。
“お月さまにはウサギが住んでて、お餅をついてるのよ。”
って話を聞かされました。
皆さんも、聞いたことありますよね?
その時、“???”って思ったことありません?
だって、お月さまを見上げたって、“ウサギさん、どこにいるの?”状態。
どっからどう見たって、お月さまがピカピカ光ってるだけで、
模様なんて見えなかったような覚えがあります。

大きくなってから知ったんですが、
お月さまの模様って、時間や場所によって見え方が変わるそうですね。
お月さまが出て直ぐに見るのか、夜中に見ちゃうのか、っていうタイミング次第で、
ウサギが見えたり見えなかったり、ってことらしいです。

 

どんな模様に見えるかっていうと、
              ウサギの餅つき
              本を読むお婆さん
              片方のハサミが大きいカニ
              左向きの女性の横顔
              吠えるライオン
などなど、いろいろとあるそうです。
皆さんは、ちゃ~んと“ウサギの餅つき”模様って見えましたか?

 

 さてさて、日本でのお月見に話を戻して・・・。
 

皆さんが生まれ育ったおウチでは、お月見にどんな供え物をされたのでしょうか?
地域によっても、家によっても、お供え物が違うようですね。
ウチでは、小さい頃は、ススキと里芋だったような覚えがあります。
里芋は、最もシンプルに塩で味付けしただけで、白い色が鮮やかでした。
少し大きくなった頃には、これにお月見団子が加わっていたような。

 

お月見に里芋をお供えするって、意味があったのかもしれません。
お供えするってことは、当然、“お相伴にあずかる”ってことですよね?
里芋は、夏の暑い時期を過ぎて弱った身体にピッタリな食品のようです。
消化を促進する作用があり、胃腸の潰瘍を防止する働きがあるほか、脳細胞を活性化させたり、免疫性を高めたりする働きもあるとか。
涼しくなってきたものの、ちょっと食欲が落ちそうな時期にピッタリの食品ってことですね。

ちなみに、左のグラスって、静岡の伝統工芸展で見つけました。
お月さまでウサギが飛び跳ねてるように見えません?

「お月さまつながり」ってことで、
『日本酒こんしぇるじゅ』にご参加いただいている蔵元さんの中から、
銘柄名に「月」が入っている日本酒をご紹介。

 

秋田県は、(株)齋彌酒造店さんの「花朝月夕」。
蔵元の(株)齋彌酒造店さんのウェブサイトを拝見すると、

              花のあしたと月の夕べ
              春の朝と秋の夜
              楽しいひとときをいう

とあります(「朝」って、「あした」とも読むんですよね)。
粋ですよねぇ、春の朝と秋の夜!
春の花見にも、秋のお月見にもピッタリ!って感じですか?

 

お隣の岩手県は、(有)月の輪酒造店さん。
銘柄名も、蔵元さんのお名前と同じ「月の輪」。

美人杜氏で有名な横沢裕子さんが醸しています。
その昔、源頼家/義家の親子が阿部貞任の討伐に向かった際に、
兵馬の飲料水として池を掘ったとか。
その池に映った源氏の旗の日月が金色に光り輝き、見事、討伐に成功!
その後、陸奥守となった藤原秀衡が、
その池を手に入れて太陽と三日月を模した島を浮かべたそうな。
その小島が「月の輪形」と呼ばれ、蔵元さんの地元では史跡となってます。



 

山形は、和田酒造(資)さんの「月山丸」。
こちらは、本当の銘柄名を「名刀 月山丸」といいます。
蔵元さんに、代々、受け継がれてきた日本刀の名前が「月山丸」。
それにちなんで、日本酒の名前にされたとか。
いやぁ、まだ飲ませていただいたことがないんですが、
きっと呑み口もキラッと光るような切れ味なんでしょうね。
一度、実物を拝見したいものです。
エ?どっちを見たいんだって?そりゃあ、日本酒も名刀も!


 

次に上がるは、茨城は(株)月の井酒造店さんの「月の井」。
地元は大洗町の民謡である「磯節」に謡われている

              波の背に乗る秋の月

という一節から、中秋の名月の様子にちなんで、日本酒の名前にされたそうな。
漁師さんたちの間で祝い酒として好んで飲まれていたのが、
この「月の井」だとか。
文字通り、名月を愛でながら一杯!にふさわしいお酒です。



 

日本海側に回って、石川県は、(株)加越さんの「加賀ノ月」。
もちろん、石川県南部の旧名「加賀ノ国」にちなんでつけられた名前。
(株)加越さんのウェブサイトを拝見すると、次のような文言が。

 

              満ちて欠けるは酔いの月
              酔いはおだやかに満ちてゆく
              そして、ゆっくりとかすかに漂うほろ酔いの
              そのまた先の夢心地
              月の満ち欠けにも似た、酔いの移ろい
              お酒を楽しむ心に送る、酔いを楽しむお酒です。

これ以上、何も言いません。




 

最後は、京都。(株)増田德兵衞商店さんの「月の桂」。
こちらの蔵元さんって、「にごり酒」の本家本元ってご存知でした?
日本で最も蝶ネクタイの似合う蔵元さんかもしれません。
昔は、清らかな桂川の水を汲んで日本酒を醸していたそうな。
石清水八幡宮の放生会に勅旨として参向された姉小路有長が、休まれた折に、

              かげ清き月の嘉都良の川水を夜々汲みて世々に栄えむ

という歌を詠まれたことから、「月の桂」と命名されたとか。
まぁ、日本酒に眼のないワタシとしては、実際の命名の背景はともかく、
              桂離宮の上にポッカリ浮かんだ満月を愛でながら一杯!
ってのを考えちゃいますね。



ついでと言ってはなんですが、
せっかく日本酒をご紹介したので、超簡単おつまみもご紹介!

ジャガイモを洗ってから皮を剥いて、1cmぐらいの輪切りにして、と。
電子レンジに使えるお皿の上に、輪切りにしたジャガイモを並べて。
(温めムラができないように、なるべく重ならないように並べてくださいね)
ラップをしたら電子レンジに。
時間は、ジャガイモの固さを見ながら適当に。
(普通の電子レンジなら、3分前後ではないかと)
ホクホク柔らかくなったら、小皿に取り分けて、っと。
最後に、イカの塩辛をジャガイモに載っけて出来上がり。

 

ホラホラ、よく見てください。
イカの塩辛の雲から顔を覗かせた黄色いジャガイモのお月さま。
風流でしょ?
お皿が青っぽい色だったりすると、さらにお月さまみたいで。
塩辛を使ってるんですが、ちょっぴり淡麗っぽい日本酒で是非!

「イカの塩辛つながり」(?)でもう一品。
クリームチーズを一口大(2cm角ぐらい)に切って、小鉢に45切れ。
その上に、イカの塩辛!
塩っぱくなっちゃいますので、塩辛を載せ過ぎないでくださいね。
香りのあるややシッカリ系の日本酒によく合いますよ~。

 

“イカの塩辛が苦手!”って方には、クリームチーズのオカカのせってのもあります。
こっちは、もっと簡単。
一口大(2cm角ぐらい)に切ったクリームチーズにオカカを載っけて、少~しだけ醤油をタラリ。
これで終わり。
こっちも、香りのあるややシッカリ系の日本酒にピッタリです。

ってことで、103日(土)は、日本酒を片手に

              “♪ TSUKIMI ~ッ♪

とシャレこみましょう。
でもでも、どこかのお店の「月○バーガー」と日本酒が合うかどうかは保証の限りでは・・・。

                                                                                            by Hirokazu