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IWC2009、クライマックス!


“寝かせ” て旨くなるのはワインだけじゃない!
インターナショナル・ワイン・チャレンジ2009 SAKE
部門」
チャンピオン受賞酒は、なんと1995年の古酒!

 

いよいよクライマックスのIWC
と言っても、国際捕鯨委員会(International Whaling Commission)ではないんですが・・・。

 

今月2日、英国ロンドンにおいて、インターナショナル・ワイン・チャレンジ2009International Wine Challenge 2009)(略称: IWC2009)のチャンピオンが発表されました。

 

既に当サイトでもご紹介の通り、IWCは、毎年、ロンドンで開催されているトップクラスのワインの競技会です。言ってみれば、毎年、開催されるワインのオリンピックみたいなもの。
過去の当サイトのご紹介コラムは、以下をご参照ください。
インターナショナル・ワイン・チャレンジ
注目!インターナショナル・ワイン・チャレンジ ’09

 

インターナショナル・“ワイン”・チャレンジとは言うものの、ワインだけじゃなくって、日本酒部門(「SAKE部門」)があるんですよね。
ワインのほかは、日本酒だけが評価の対象。出品者は日本の蔵元だけなんですが、評価対象になって僅か3年とは言え、そうそうたる世界トップクラスのワインと並んで日本酒が評価対象になってるってのは、嬉しいかぎりですよねぇ。

 

過去のご紹介コラムにも書いてますが、復習しますと・・・。

この日本酒部門、以下の5つのカテゴリー別に評価が行われます。

GinjoDaiginjo 吟醸/大吟醸
Junmai GinjoJunmai Daiginjo 純米吟醸/純米大吟醸
Junmai 純米
Honjozo 本醸造
Koshu  古酒

今回は162359銘柄が出品して審査が行われ、まずファースト・ステージとして今年4月、カテゴリー毎に「金・銀・銅」などの受賞酒が発表されました。
「金・銀・銅」といっても、各ひとつずつって訳ではなく、優秀な日本酒にはメダルが授与されます。
(詳細は、インターナショナル・ワイン・チャレンジ

 

では、各カテゴリーの最優秀酒はっていうと・・・。こちらは、セカンド・ステージとなる6月に発表されました。
ここから先はちょっぴりややこしい話になりますが、お付き合いいただきたく。
各カテゴリーにおいて、「トロフィー」 って賞を貰うのが、そのカテゴリーでの優勝者。こちらは1
銘柄だけです。
この他に、“今回は、トロフィーとの接戦になった銘柄が見受けられた” ってことで、“「トロフィー」の日本酒と産地が異なっていて、かつ、「トロフィー」でもおかしくない” っていう日本酒には、蔵元の産地名を付与したトロフィー(通称:
県トロフィー)が授与されました。
(詳細は、注目!インターナショナル・ワイン・チャレンジ ’09 

 

で、今回が、いよいよファイナル・ステージ。
カテゴリー別じゃなくって、「SAKE
部門」の総合優勝が発表されました。
ご紹介しましょう、金紋秋田酒造(株)の「山吹 1995」です。

 

蔵元である金紋秋田酒造さんのホームページによれば、「山吹 1995」は、「ブレンド熟成古酒」 とのこと。“1988年と1993年、1995年という醸造年度の違う3種を絶妙にブレンド” した日本酒です。

 

すごいですよねぇ~~。
表記の都合上、最も新しい西暦年を表記せざるを得ないとは言え、それでも1995年ですよ、1995
年。
ワインなら、“寝かせる” ってのも当たり前って言えば当たり前なんでしょうが、日本酒を10年以上も寝かせたってだけでもすごいのに、ブレンドされている最も古いのが約20年という年代物! 

単純に “寝かせた年数” で論じるのは問題ありかもしれませんが、20年ってことは、ブレンドされてる最も古い日本酒が作られた年に生まれた子供が、お酒を呑んでイイ年齢になってるってことですからね。 

“ワインだけじゃなくって、日本酒も、上手に「寝かせ」れば、ホントに美味しくなるだなぁ~” ってことを知らしめてくれたような受賞だったと思います。古酒は、日本酒に、時間軸という付加価値を与えてくれたってことですね。 

 

最後に、「酒サムライ」のホームページに掲載されてる金紋秋田酒造さんのコメントから。

 

今の日本酒の概念を大きく飛び越えた、「 山吹 」が、この栄誉あるIWCにおいて、世界の方々に認められ「チャンピオン・サケ」を頂いたことは、日本酒が熟成によってこんなにもおいしくなっていくのだということを海外でも高く評価頂き、大変な名誉であると共に、新たな可能性の扉が開かれたと、嬉しく思っております。

 

ちょっぴり値の張るお酒なんですが、機会があれば、秋の夜長に是非とも味わってみたいなぁ・・・。
ビター・チョコや干しブドウを食しながら、ショットグラスでクイッ。チーズも合うんでしょうねぇ、きっと。
ア、よだれ、よだれ・・・。

by hirokazu